行政ドックの取組み ―行政手続の適正な運用
2022/1/6
自治体は、地方分権により法令解釈権や条例制定権を積極的に活用した行政を行えるようになった一方で、法令や条例にのっとった公正な事務の執行を求められています。行政手続法、行政手続条例は事務執行の根幹を支えるルールのわりには、これまで日常あまり積極的に意識されることはありませんでした。近年、日常行う事務が行政手続法や行政手続条例に基づき適法・適正に行われているか、その事務手続の状況を自治体が自己診断するいわゆる「行政ドック」を行う自治体がでてきています。今回は、自治体職員にとって最も身近な一般法である行政手続法や行政手続条例について、その先駆的な取組とともに確認してみましょう。
今月のまとめ
2022/3/3
次回は「条例の改正方式―新旧対照表」を掲載予定です。