行政手続法は職員の作法―庁内における行政ドックの実践―(続き)
2024/04/22
役所内における行政手続法を遵守する取組の一つに「行政ドック」があります。「行政ドック」は人間が定期的にドックに入って、身体の健康状態を確認するように、自治体も定期的にドックに入り、法令の執行が適切に行われているかチェックするという発想です。
自治実務セミナーでは、2023年3月号から”一から始める行政ドック”と題した記事を連載してまいりました。
その連載では、行政ドックの目的が原課の取組にダメだしをすることではなく、
無理なく「職員の行政手続リテラシーの向上を図り、自治体法務の体質改善を目指す」ことの大切さを紹介しています。今回も前回に続き、行政ドックの取組について取り上げます。