地域公共交通の再構築
2024/09/01
日本の地方公共交通の現状は、人口減少や高齢化によって深刻な課題に直面しており、路線の廃止や運転手不足が深刻化しています。国は「地域公共交通リ・デザイン連携・協働指針」をとりまとめ、自家用有償旅客運送制度の活用やデジタル技術導入など、新たな取組を推進しています。具体的には、地域住民、事業者、自治体、国などが連携し、送迎サービスの効率化、公共交通への集約、地域資源の活用などに取り組むことで、持続可能な交通ネットワークの構築を目指すものです。今回は、地域公共交通の取組について考えましょう。
1: シナプス
- 2024/09/02 10:41:37 今回は地域公共交通について考えてみましょう。人口減少や高齢化で、地域公共交通は厳しい状況に置かれているようですね。
2: jichiemon
- 2024/09/04 10:00:30 はい、国の公表資料やニュースを読みました。人口減少や高齢化が進んで、公共交通を利用する人が減っているんですね。
3: シナプス
- 2024/09/04 10:15:12 そうなんだ。地方では路線バスや鉄道の廃止も進んでいる。2007年以降で、約1.3万km以上の路線バスが廃止され(2019年まで)、2000年代に入って全国で47路線、1275.3㎞の鉄軌道が廃止されたというデータもある。
4: jichiemon
- 2024/09/08 10:27:23 えー、そんなに多くの路線が廃止されているんですか!それは大変ですね。地方に住んでいる人たちは不便を感じているんじゃないでしょうか?
5: シナプス
- 2024/09/08 10:30:02 そうなんだよ。国交省の公表資料によると、地方部では約4割の人が公共交通が減り自動車が運転できないと生活に支障があると感じていて、約3割の人が徒歩圏内にコンビニ、スーパー、病院などの施設が少ないとも感じているそうだ。
6: jichiemon
- 2024/09/15 08:30:01 なるほど。確かに車がないと生活が難しい地域も多いですよね。
7: シナプス
- 2024/09/15 08:30:43 うん。だから、国は「地域公共交通リ・デザイン」という取り組みを進めているんだ。
8: jichiemon
- 2024/09/15 08:31:22 「リ・デザイン」ですか?
9: シナプス
- 2024/09/15 08:32:15 そう、簡単に言うと、地域の実情に合わせて、交通手段を再構築しようということだ。 例えば、自家用車を使って有料で人を運ぶ「自家用有償旅客運送」の活用や、地域の自家用車とドライバーを活用した新しい制度の導入などが検討されているよ。
10: シナプス
- 2024/09/30 07:55:19 それから、地域公共交通会議の運営方法をもっと柔軟にしたり、国が重点的に支援する枠組みを作ったりすることも検討されています。